我社の決算がでました
こんにちは、バンコクの資産管理会社で働いているゆきりんです。
コロナウィルスの新規感染者が0人になり、17日から色々な施設が解除される模様。
タイ人の異常なまでの見えないものを怖がる文化が良い方向に働き、うまいことコントロールできたみたいです。
かれらはおばけとか本当に信じてますからね。
しかし規制を解除したら結局感染者はまた増えるというのが大方の予想。でも今回の規制緩和は経済とのバランスを考えてのことで、仕方がないとこかも。
実際うちの会社のお客さんで政府と繋がっている人も何人かおり、政治家の活動にかなり援助をしている人もいますが、緩和を早くしろとかなりの圧力をかけている模様。
富裕層は経済が止まってしまうと大打撃ですからね~
それに政治家も後ろ盾(資金)が減りますから彼らも必死です。
また政治家さんの中には自分の会社の株価が暴落して政治活動どころじゃなくなってる人もいて、おえらいさんも背に腹は変えられずの規制緩和ということです。
さてさて話は変わりまして、こないだ1月~3月のうちの会社の四半期決算がでました。私もタイの決算はイマイチ全部の見方はわからないのですが、びっくりしたのがうちの投資部門。
どうせかなりやられてるんだろうな~と思ったら、たしかに不動産部門はぼっこぼこだったのですが、株部門がすんごい利益出してて衝撃。私もコロナ相場はトントンで終わってしまいましたからね。よくあの相場で利益を出せたなあと感心していたら、ロングショート戦略でうまいことやったとのこと。
ロングショート戦略って2銘柄を売りと買いで持つ方法で、大手ヘッジファンドの間では基本とも言える手法。これを採用していないところなんてほぼ無いかとは思います。
でも今年は過去にないくらいの暴落で色々な銘柄が例のない下がり方をしたからロングショート戦略でも結構やられているみたいですけど、うちの投資部って優秀なのね。
不動産部門の赤字を全部カバーしてそれでもプラス。うーん凄い。
しかも手法の詳細を聞いたら全然アナログで、普通に一般人と変わらないテクニカルとファンダメンタルズで勝ってるの。
いや、すごいぞタイ人。
でも不動産部門は来期も引き続き赤を出しそう。というか不動産の価格は戻ってこないでしょうね。バンコク郊外には今だにたくさん新しいコンドミニアム作ってますけど、コロナの前から値崩れしてましたからね。
それで駐在向けの3LDKなんてのは需要がまったくなくなってた上に、海外転勤なしでも意外と会社は回るってことがわかってきてますからこれからますます需要は減る模様。
なので広いコンドミニアムは改装して2部屋に分けて売りに出す模様です。
バンナー以南のほうなんて、プレオープン価格よりも下がってますからね。買った人かわいそう・・・(ほとんどが投機目的の中国人だけど)
まあこれで来タイする中国人も減ってくれてバンコクが歩きやすくなってくれたら良いなとは思ってますけどね。
ではでは