バンコクトレーダーの集まる飲み会
ちょっと前の話ですけど完全にだまされました・・・
私は現在バンコクでのんびり暮らしているのですが、Twitterで毎回いいねを押してくれていた方がバンコク在住の方で、バンコクのすごいトレーダーたちが集まる飲み会が定期的にあるとずーっと誘われていたのですが、コンパ臭がしてずっと断っておりましたが、その方がTwitterでみつけた億トレーダーをゲストに呼んで、FXに関する講義を開いてくれるとのことで、ミーハーな私もこの度ついに重い腰を上げて行ってまいりました・・。
もちろん1人では不安だったので友達も連れて行きました。
会場はプロンポンの◯◯ホテル。男性は15人くらいで女性は私をいれて4人。
参加費は女性は300バーツだけど男性は多分だいぶとられてるのかな?こういう時は申し訳なく思いますが女性で良かったです。
多分20代は私達だけで、殆どの方が30~40代でした。
異性の出会いとかはまったく求めておらず、今回はその億トレーダーさんのお話目当てで行ったのですが、まあ幹事さんの席ぎめがなかなかえげつなく。
大きなテーブルが4卓あって、女性1人に付き男性が4人位がワンセット。全員とお話するように定期的に席替えがある感じ。
うーん。なんか完全に出会い系パーティー的な流れ。苦手だなぁ・・・
で、肝心の億トレーダーさんはどなたなのかしら?と言う前に、まず会う人男性みんながみんなトレードで勝ってるアピール。
私は父が証券会社に努めていたおかげで中学からデモトレードをさせられ投資の勉強をさせられ、業界のしくみは一応知っている方だとは思います。
父から「株や為替の利益の話は自慢してもなにもいいこと無いから、その話をしてくるやつは下心があるか、勝っていないかのどちらかだ」と教わってきたのですが。
とりあえず席が隣になった方で、私に「どの証券会社使ってるの?」と聞いてきた「自称今月800万くらい勝っている」40歳くらいの男性。
私「デューカスを使ってます」と答えますと
男性「デューカス?うーん。聞いたことあるけど使ったことはないなあ・・・、それよりおすすめはアキシオリー、これ今日本の勝ちトレーダーってみんなココ使っているんだよね~」
といきなりアフィリエイトバリバリの安ライセンスB-book業者の話。
(うーん。この人は絶対勝ってないな・・・)
しかしまだこの人はいい方で。他の人達はもうずーっと他人のインジの話や手法の話。
ちゃんと自分の手法を確率できている人は他人の手法なんか気にならないし、自分の手法も話に出しません。
(うーん。これはみんな勝ってないな・・・)
で、億トレーダーの方はどこなのかしら?と思って2時間位でみなさんとお話しましたら、ここで幹事さんが「では本日のスペシャルゲスト!億トレーダーの◯◯さんのご登壇です!」というコールの後に、なんと最初のデューカスを知らなかったおっちゃんがみんなの前に・・・・
もうね・・・勝ち組トレーダーにとって永遠のテーマである信用できる業者探しをしてアキシオリーにたどりつくわけがないし、日本で5社もないまともな業者であるデューカスを知らないわけ無いでしょうに・・・
はあ・・百歩譲って資産を別で1億作って、トレードにいれているのは100万円としましょう。これでも一応「億トレーダー」です。
そしてそのおじさまの講義は「価格帯別出来高表示」を使った話
これは確かに使っている人は少ないから会場のトレーダーには大受け。
いやいやいや、そんな時間別のローソク足から集計した適当な出来高見てるよりオアンダのオーダーブック見てたほうがよっぽど信憑性があるのよおじさま・・・。とは言えず、
無駄な講義は1時間にも渡りアメリカ時間のトレードを逃した一日でした。
でも会場で一緒になった女性が帰り際に、「デューカス使ってるんですって?私はヒストリカルデータ-はデューカスからいただいてるわ~」との一言
(あれ?この人ちゃんとしてる?)と思いがけないバンコクでの女性トレーダーとの出会い。
しかしさきほどの飲み会で疑心暗鬼になっている私は信用できず、「さっきの億トレの方の価格帯別出来高表示ってすごいですね~」といい子ぶったところ・・
「手法なんて勝てればなんでもいいですよね!私はあれは使いこなせないですけどね、ウフフ・・」と満点の返答。
(あ、本物さんだ・・)というわけで、この人がずーっとあとになって億トレーダーということが発覚したお話はまた別の記事で書きますね。
ではでは~
ちなみにそれまでやっていたTwitterはこの飲み会がキッカケで全員とつながってしまったので一切ログインをしなくなりました。