ツケはいつも大変な人たちに回される
こんにちはタイで資産運用の会社に就職しましたゆきりんです。
最近のバンコクは自粛自粛で経済が停滞中。
そして本日はビルを何個か持っているオーナーさんのお話。
やっぱりあるみたいですね、家賃をまけてくださいって相談が。
家賃の割引を受け入れるととっても美談になる傾向がありますが、実際のところこれはオーナーさんにとって本当に大打撃。
しかもオフィスビルなんかはすぐに同ビル内のテナントが、〇〇会社が家賃安くなったからうちも安くしろよと要請が殺到するそうで、大変みたいです。
しかも今回のコロナ騒動で売上が上がりまくっているはずの医療機関からも家賃の打診がきたそうで、それはちょっとどうなのと・・・
で、まあその辺りは置いときまして、実はこのビルのオーナーさん。
家賃の割引は受け入れたのですが、その代わり資産運用してる我々に他の支出を減らすように支持されたんですが、こういう時に真っ先に削るのって社会福祉関連なんです。
実はこのオーナーさん、タイの郊外の学校や農業支援を年間1000万バーツほど行ってくれてます。
資産運用をおこなう会社の判断としては、家賃収入が減った分、削るのは直接の利益に繋がりにくいこういうところなんですよね・・・。
お客様からあずかっている資産の収支=資産運用会社の評価ですから。情に流されてそこを削らないと次回は私達が更新してもらえなくなってしまう。
なのでうちの会社はざっくり福祉関連を削りました。
結局回り回って生活が本当に大変な人たちにツケが回されちゃうんですよね。
なので来月も家賃の割引要求してきたら、ビルのテナントさんには財務状況を開示してもらうことだけ提言しておきました。売上減ってなかったらまけませんよ。
そもそも1階はドラッグストアでここはコロナで逆に儲かってるでしょうになんで家賃まけてって言ってくるのよ!ぷんすか。
というお話でした。